ソフトウェアのインターフェースが一新。より使いやすく、学習しやすくなりました。 クリックで拡大!
ソフトウェア自体は、街角、オフィス、キャンパス等の様々なシーンの中で
与えられた課題(タスク)を解決していくロールプレイングゲーム方式になっています。
英文テキストとナレーション(アメリカ英語、イギリス英語)でストーリーを理解し、
登場人物に英語で話しかけたり、様々なアクション(物を拾う、人に物を渡す等)を行いながら
タスクの解決を行います。
最近のコンピュータゲームは動画やBGMをふんだんに取り入れているため、
なぜコステロが、以下の画像のようにテキストを基本として、
画像もアイコン等のシンプルなものになっているか、
疑問に思う方もいらっしゃると思います。
その答えは、このゲームはエンターテイメントではなく、
特に英語の語学教育のために開発されたということにあります。
例えば、画像の猿がスクリーン上を飛び跳ねたりすると、
そちらにどうしても気をとられてしまいますよね。
語学学習を念頭に置くと、文章に焦点を当て、
学習者がより多くの時間を言語を見ることに費やせるようにすることが、大切です。
確かにアニメーションは楽しいものです。
しかし私たちの比較調査によると、
学ぼうとする言語を集中的に見ている時の方が、学習に良い効果をもたらしています。
本ソフトウェアは、以下の3手法により、テキストベースを保ちながら言語取得に効果があります。
1.シーンと状況をテキストで記述することは、学生にそのイメージを頭の中で作るために想像力を使わせることになります。これは、意味を理解して読み進めることができるようになる、第2レベルの言語プロセスに相当します。もし、イメージが画像として現れていると、イメージの理解のほとんどが、文章を通してより画像を通したものとなってしまいます。 |
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2.言葉のパズル等、テキストをベースとしたゲーム形式を保つことにより、テキストを操ることがゲームのチャレンジの一つになります。このようにゲーム性のある方が、通常の文章を読むよりも高いモチベーションを保つことができます。なぜなら、文章を読み解くことが、ゲームやタスクの達成につながっているからです。 |
3.スクリーンにすでにあるイメージを見るよりも、想像力を使って物語のイメージを作りあげるほうが、クリエティビティを発揮して楽しく充実感があるものです。絵のない小説が未だに継続的に売れているというのは、自分のイマジネーションを使うことがとても楽しいものだからです。 |
また、コステロは語彙が限定されてしまうような純粋なファンタジーの筋書きではありません。実は、Chapter3のクエストの一部分のみだけが、ファンタジーをテーマとしています。教科書の各チャプターは次頁のように構成されています。
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